【7月10日ご案内:健康情報】熱中症対策
2024年07月10日
湿度が高くてムシムシなこの時期は、汗をかきにくく、身体に熱がこもりやすくなるので、熱中症になりやすいです。
気づかないうちに脱水症状を引き起こす可能性がありますので、熱中症予防について理解し、
暑さに負けない身体づくりを心がけましょう。
◎人間のカラダは、約60%が水分でできています。
1日に入ってくる水分 ⇒ 食事:約1,0ℓ ・ 体内で作られる:約0,3ℓ ・飲み水:約1,2ℓ
1日に出ていく水分 ⇒ 排せつ:約1,6ℓ ・ 呼吸や汗:0,9ℓ
人はカラダの水分が減って初めて『 のどの渇き 』を感じます。
「のどが渇いたなあ…」と思ったときは、すでに脱水症状が始まりかけています。
のどの渇きを感じる前に、こまめに水分を補給することが大切です。
・熱中症患者の約半数は65歳以上。
高齢になると、のどの渇きを感じにくくなったり、身体の調整機能が低下しやすくなります。
・水分の不足は血液をドロドロにさせ、血栓を作る原因にもなります。
脳梗塞や心筋梗塞の予防のためにも水分をとりましょう。
◆ 屋内でも、屋外でも、のどが渇かなくても、こまめにコップ1杯の水を飲みましょう。
コップ1杯(200ml)×7回を目標に以下のようなタイミングで飲むのがおすすめです。
・起床時 ・朝食 ・10時の一息 ・昼食 ・3時のおやつ ・夕食 ・就寝前
おなかの冷えが気になる場合は、あたたかい飲み物や常温のものがよいでしょう。
◆ 汗をたくさんかいた時は、塩分も一緒に補給しましょう。
汗をかかない時は、水や麦茶などでOKです。
汗をたくさんかいた時は、汗と一緒に塩分も失ってしまうため、塩分も一緒に補給しましょう。
0.1~0.2%の塩分と糖分を含んだものが推奨されています。
スポーツドリンク、経口補水液、水+塩飴など、摂りやすいものを選びましょう。
◆ 運動時は少なくとも30分に1回休憩をとり、水分補給しましょう。
運動の30分ほど前に200~600ml、運動中には20~30分おきに一口~200mlを摂りましょう。
一度にたくさん飲むと水分が胃の中に滞留し、運動しにくくなってしまいます。
汗をかいた量と同じ量、少しずつ補給するのがポイントです。